蓄積/すみだ北斎美術館

・楽しいことも辛いことも光の速さで過ぎてゆく話

 

バスタブに浸かりながら、明日楽しみだな♪って夜も、ああ厭だな・・・って夜も

気付いたら一巡りしていて、またバスタブにつかる自分がいて。

楽しみだったのに、厭だったのに、もう終わっちゃった!

全然気にすることなかった。

だから、一喜一憂すらも虚しく思えて、安らぎも不必要に思えたり。

それならきっと意味のあるものは一過性のものではなくて、明日になっても手にあるもの?

財産となるものを増やしてゆくこと。

働くこと。知識の蓄積。人間関係。今日頑張った自分は明日の自分を裏切らない、とか?

 

 

ああでも、どうしてだろう。

トラウマとか恨みとかは、別に何もしなくてもずっと心に残ってるよね。

優しい、嬉しい思い出もたくさんあるはずなのに、それはずっと心を燃やし続けてくれる灯火になってはくれず、冷たい水をかけられてすぐ消えてしまう。だから新しい火を灯すか、火の記憶を蘇らせなきゃいけないんだけど・・・それもまた蓄積なのか。悲しい気持ちと違って、すこし努力が必要なんですよね。あー

 

 

秋冬は寒いから、蓄積、という言葉が似合いますね。

みなさまどうか、心と体に気をつけて、暖かな日々を!

 

 

 

・流行に疎いCeorieがナウな祖母に最新のスポットに連れて行ってもらった話。

 

 

先週墨田区にニューオープンしたすみだ北斎美術館に行きた〜いと祖母が言うので行って参りました。さすが最新スポット・・・美術館で並んだの初めてでした。でねでねこれがとても面白かったのです。

 

葛飾北斎(1760-1849)は、6才から90才までずーっと絵に集中して絵のことだけを考えて、死ぬ直前には・・・あと数十年努力したら生きているような絵がかける気がする・・・と思って死ぬまでずっと修練をし続けた・・・というようなエピソードが紹介されていた。たしかに晩年の北斎の作品の筆使いや色使いにはまるで動き出しそうな雰囲気が・・・ホラーなまでの凄みがあった・・・

 

北斎のことを教科書にある程度の知識しかない私が上記のようにちょっと語れちゃうくらい、とてもわかりやすい展示でね。墨田区は北斎の生まれ故郷で、北斎の作品や北斎を扱った作品だけを集めた美術館をつくるために区は奔走したらしい。

100年行方不明になっていた絵巻がフランスのコレクターが所持しているのが見つかって・・・!うおおおそれって買い取るのにいくらかかるんだ・・・!

 

 

北斎のためだけの美術館ということで、展示された文章がエピソード盛りだくさん。北斎の幼少期から晩成期までの絵にまつわるの歴史や・・・絵自体に関する解説も、それぞれの色や筆の効果が具体的に書かれていた。なんというか、例えるなら、ずっと成長を見守っていたおじさんとかが展示の文章を書いたの?という印象をうけることもしばしば。きっと熱心な研究家さんの紹介文なんでしょうね・・・!絵はぜんぜん詳しくないけど、興味深く読めたよ・・・!

富士山の絵が有名だけど、橋シリーズが幻想的でとても好きでした。(おおかみ〜〜〜を思い出します。ゲームの話です。)

あとは、後続のためにつくられた指南(おしえ)の書が興味深くて。

変顔や変なポーズばかりが書かれた漫画も。

探究心、好奇心、研究心、向上心、すべて揃った人の作品に触れるのは、やはり感動しますね・・・!

 

画像なのですが、お土産に、富嶽三十六景の神奈川沖浪裏とスヌーピーを合体させたメモ帳を買ってしまった。

あと解説本を・・・「桜花に鷹図」という北斎の花鳥画の傑作が表紙で・・・サクラと鷹!?と思い買ってしまったのでした。

NARUTO公式夫婦が本当に好きなんですすみません。

 

また出かけたいな〜